先日のお店でのお客さんとの対局より
一部検討内容を載せてみます。
黒白ともに反省点が多く
今後の糧としたい対局でした。
内容は右上隅からの検討がメインです。
38で半分くらい終わってしまった碁
先日の碁会所でのお客さんとの対局より一部のみ抜粋
対局相手は私と大体同じくらいの方で手合いは互先
握って私が白でした。
喧嘩小目から白4と先にカカってみて白6は趣向。
即座に打ち込んでくれば乱戦をする予定でした。
黒は相手せず空き隅へ。
白は左上へカカリ、黒のハサミから変な形に。
白14で膨らみからも考えたけど、自信がなかったので保留。
黒15に手抜きで右上のカカリへ向かったが、後述するがここの手抜きは危険だった模様。
黒17のはさみに白18の両ガカリから三々へ
局後黒は23を悔いていたけれど23自体はそう悪い手ではと思う。
ただ白26を利かされたのが癪らしい。
直後白28から動いたけどここは手抜きで右下あたりのシマリ
もしくは左上の白石を一着補強をいれるべきだった。
黒の敗着はばっさりいえば黒35と37だとおもう。
黒35で切り離せると錯覚していたらしい。
ついで黒37が無茶すぎて白38とコスんでは白楽な形となり
結局ここでの黒の失点が挽回できず白の勝ちとなった。
右上周辺を検討
黒23は黒1と打つほうが急所に入ってると思う。
2と来られては堪らないので白2と受けるしかないので
黒3・5と押してからaかbならまだまだ分からなかった。
bなら手厚く白はほぼ動けない。
aと大きくいってもちょっと動くのは怖いので白は
やっぱり動かず右下か左上の補強に向かったと思う。
実戦ではこの黒1のところを白が打っているために
黒が厳しくなったということになる。
実戦進行次善の手は?
黒35のあたりはaかbくらいならまだマシだと思われた。
白はaなら全部まとめて凌ぐか戦うところ
bなら手抜きもしくはしっぽ2子は諦めるのが楽かもしれない。
いずれかなら失点はほぼなくまだまだ黒がいくらでも勝てる余地があったと思う。
最後に左上の不備について
最初のところに少し書いたけれど左上手抜きは
ABCいずれか辺りに一撃されると白が結構困ってた。
実戦は隅の方から打たれたためBか中央の2択で打てたので安泰。
ちなみに黒11に関してのみここであったか若干記憶が怪しいので
左上については簡略にまとめました。