KGS対局の黒番互先の一局です。
中盤のもたつきが不満の残る対局でした。
捨て石の処理がいまいちでした。
対局棋譜動画
対局内容総括
隅の実利の中央にそこそこの地、相手の模様はそこそこに消すという
一局の構想は悪くなかったとは思ったけど、
中盤の捨て石2子の処理方法と肝心の模様と戸締まりが甘かった。
結果はコミが出ずに4目半負け。
構想が問題なかったとして小ヨセに入る前までに、
しっかりコミが出せる状態に持っていきたい。
局後の反省点は2箇所。
1つめは黒109のオシ。
2つめは、黒63・65の2子の処理。
黒109のオシは手拍子ケイマがいい(動画1分54秒ぐらい)
実戦は109(△)とオシたため狭間に置かれてだいぶ削られてしまった。
黒109(△)は、この黒1のケイマ(コスミ)がバランスが良かった。
これならこれ以上中央の黒地を削られなかったはず。
2子の捨て方(動画2分17秒)
実戦ではいまいちの捨て方になった黒2子。
最終的には白に下辺全体で4手手入れさせているけど、
この左辺をもう少し削っておきたかった。
局後に考えた分岐点は黒129のツギの後。
実戦では手がないと思ってハネツギにしたけれどやっぱりこの局面なら手になった。
その図がこちら。
当然ながら黒1と突っ込んで白2を誘って
黒3のアテから黒5とノビて左右を狙う。
白6に一回黒7とこすんで、黒9がよい。
ここで白1と出るのは黒2のアテから黒6までで白が悪いのでないはず。
二子取っても下辺が破れすぎなので、さすがにこれは黒に良すぎる読み筋。
なので、白1のヒキとして、黒2・4の2つオシが効いて
おまけで隅のハネツギが先手に収まるならいいかな?
中央の戸締まりとこの二子捨てが打ててればおそらくコミは出たと思う。