KGS対局 白番 定先-相手にミスに助けられた

白番定先-kgs006
今日はKGSで対局です。
白番の定先の手合です。
中盤に致命的な失着があり、そこから劣勢になりましたが、
勝負手が成って勝ちを拾った一局です。

対局棋譜動画

対局中の感想

序盤の黒23まではよいが、白24・26はしつこかったか?
黒29からデギられていきなり難解な競り合いに。
黒43に次の手が浮かばず白44と構えたが
そもそもこの手でもう一路下にしたほうがよかったかもしれない。

黒51に白52と打ち込んでからが辛かった。
白72まで連絡したもののこの後の打ち方が全体的にまずい。
なんとか振り替わったものの劣勢なので、
勝負手で中央上の黒の大石を殲滅して中押しとなった。
結果として勝ちを拾えたものの、課題が残る一局になった。

中盤以降の苦戦の原因白78はこう打つべきだった(動画1分20秒)

白番定先-kgs006-1
中盤以降の苦戦の原因は黒に85(□)と打たれたため。
遡るとまず白78(△)のキリがそもそも状況判断ができていない手なので
ここで白1と補強しておくべきだった。
これなら下辺の黒への圧力もあり、まだまだ戦えたと思う。

相手のミス黒93は逸機(動画1分35秒)

白番定先-kgs006-2
実戦少し進んで黒93(△)が黒の逸機。
ここで△ではなく黒1と打たれていたら投了でした。

実戦は白94が打てたことにより、中央と左辺のフリカワリになったので、
劣勢ではありますが、まだ粘ることができました。

最後の勝負手白134への正しい応手(動画2分15秒)

白番定先-kgs006-3
最後に勝負手になった白134への受け方を少し。
実践中では上辺を気にしてほぼ黒135(△)に受けてくれると打った一手ですが、、
ここで黒1にカケツギにされると不発になったかな。
白は2(△)とノビて上辺の削りを狙う程度ですが、
おそらく無理手で削れても逆転できたか難しいでしょう。

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