下辺を荒らした後、利かした三目を捨てるか悩んだ一局でしたが、
結果として捨てた判断は正しかったと思います。
対局棋譜動画
三目捨てた判断は間違ってないはずだが
白Aの飛びに黒Bと飛んで競り合うか迷った局面でした。
しかし競り合うと右辺の模様に影響しそうだったので
競り合わずに黒△と飛び黒□の三目を捨てて打てると判断しました。
出来上がった中央の図がこちら。
右下は抉られてるけどシメツケた形なのでまだいいですが、
中央の白5子分ちょっとやられた感じですね。
左辺の白地の削りをどうやっていくか考える局面です。
実戦少し進んで白△と蓋をして左辺の削りをどうするか迷った局面です。
この時点では白Aの2目と白Bの4目どちらを優先するか迷っています。
実戦では黒1から捨て石にした3目をキカシて白9まで、
2目を先手で取りその後に4子を狙いに行っていますが逃げられています。
これは黒3白4の交換が悪いです。
正しくは、先に黒1からのこちらを決めると良かったと思います。
白8まで実戦と同じように進んでも白Aと黒Bの交換がないので
今度は黒9と押せます。
白も4子が取られるのは困るので白12・14と押すでしょう。
黒15-17をキカシます。
ここから黒19と出ていくのが厳しいです。
白20のオサエに黒21から23とキリます。
白24とツがなければ三子が行き帰り左下の白が落ちるので白24
黒25とアテて左下と絡めながら黒33まで中央と連絡できると思います。
この図が打てれば中央白を召し捕ってココまででした。
ちょっと決め損ないましたが、一応ヨセで逃げ切れると思っていました。
もう少し鋭く荒らしたかったです。