PANDA対局 白番三子局逆コミの一局です。
割と自然に打てた一局ですが、
形勢判断に誤りがあった一局です。
対局棋譜動画
対局中の感想
白7から9はよくある手。
黒10に白11と飛んで黒12の下がりに白13のオオゲイマは
少し変な感じだが、思いつきで打ってみた。
流していって上辺に勢力が作れればいいかなという感じのイメージでした。
右上白35のツケからキリはいらない。
白37ではそのまま白41にハネたほうが自然に捌けた。
右上・上辺・左辺と各所を安定させながら流していく。
白77から左上を荒らして、これで足りていると思っている。
実はこの辺りの形勢判断が錯覚していた。
理由は後述。
以降、大ヨセからまとめに入っているが、110手ぐらいの中央でややもたついている。
白119では物が小さかった。
直後に打たれた黒120が好点だった。
この一手で中央のぐらいがぐっと黒になってしまった。
しかし、白133とスベって何とかなったと思っていた。
以降最後までヨセて結果は黒の14目半勝ち。
形勢判断で何を錯覚していたか
さて、先ほど形勢判断を錯覚していたと書いたけど
ざっくりと判断したタイミングは、
白77から右下を荒らしたときと白133でスベったとき。
これで地合いが足りていると判断していました。
錯覚の原因はコミです。
形勢判断しているタイミングでなぜかコミがこちらにあると思っていました。
対局手合いは三子局です。しかも逆コミです。
6.5目のコミは当然ですがありません。
ほんとに笑えますけどなぜかコミがこちらにあると思っていたのです。
とはいえ仮にコミがあったとしても最後の辺りの小ヨセで少し間違えているので細かく負けていたのですが。
逆コミありでこの状況で勝つ場合、黒の右辺をもう少し削るか
中央に地をもう少し稼いでおかないと勝てなかったと思う。