PANDA対局 黒番 先 逆コミ5.5-きわどいヨセ具合だった

白番先(逆コミ)-panda004PANDA対局 黒番 先の逆コミの一局です。

相手が両高目の布石でしたが厚みをぼかしつつ
こちらが中央に地を作り、ヨセもなんとか逃げ切った一局でした。

対局棋譜動画

対局中の感想など

タスキ型で相手が両高目というあまり打ったことがない布石に。
相手の勢力をあまりしっかりさせないように意識して打つ。

左上は黒7・9で十分。
白10は右上に黒5で構えてるので怖くはない。
右下黒11にかかれば白12の被せてくるのは当然。
黒13で一旦間に合わせて、黒15のカタツキから勢力をぼかしてみる。

白22までとして、黒23と白24の交換はやや利かされな気がして不満。
黙ってカケツギで生きだけ確保したほうが良かったかもしれない。

白34の打ち込みから左辺側が競り合いになったが、
白44まで落ち着かれるとこちらが被告ぎみになって
ここでは少々やられている。

左下の白48は黒50に抑えたいが、
右側で黒23と白24の交換があるので気が乗らない。
左辺白への圧力になるとよいと黒47と抑えて黒59まで力をためてみた。

白番先(逆コミ)-panda004-1下辺の形を決める進行中に黒77はうちすぎだったか。
黙って78(黒1)にノビて白86(黒3)の場所に先着したかった。

白84と先制されたので、左辺攻めは諦めて
中央経営に黒95と白96の交換が利いたのが望外。
黒97が打てたので、地合いの優勢は確定。

以降はヨセだが、上辺を決める前に
左辺若干不安な黒石に先に手入れしたほうが確実だったと思う。

ややヨセ負けしているが、作って黒の6目半勝ち。
逆コミのおかげで差が出ているが
盤面では黒の1目か2目で際どい。

互先の碁だったら、
中央上の白地をもう少し削るぐらいの厳しさが必要だと思った。

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