igo-029星に小ケイマガカリから一間に挟んだの定石の1つを解説します。
今回の進行は主に黒側として模様の形成を目指していくための
定石になります。
この定石を選択するときの条件やその後の周囲の状況についても
解説しています。

一間に挟む狙い

igo-028この場合は黒はすでにある右下の星と下辺に打ってあるヒラキと
連動して作戦を立てています。
それはすなわち白3の三々入りを誘って
下辺から中央への模様を作ることを狙いとしています。

igo-030
白1の小ケイマカカリに先ほど述べた模様を作ることを狙いとして黒2と一間に挟みました。
白3と白が三々へ入った場合が今回解説する定石に進みます。
広い方をオサえよの格言の通りに黒4と押さえます。
白5のノビに黒6のノビが模様形成の要点となるため絶対手です。

白7のサガリに黒8とケイマで封鎖して一段落です。
白7の時点で白からの変化もありますが、こちらについては後日解説します。

この定石を選ぶ状況

この定石を選ぶときの必須な条件は辺に黒石があることです。
もし辺に黒石がない場合、黒8のあとにこの場合は下辺に割り打ちされてしまい
せっかく築いた厚みが無駄になってしまいます。
三連星を敷いた状態が望ましいですが
この図は仮に左下隅が白だったとしても選択肢としては有力です。

定石の後の周囲の状況について

定石が終わった時点での周囲の状況はどうなっているかといいますと
下辺から中央へかけて、黒の狙い通りの模様ができています。
黒2と白7の影響により右辺の価値はどちらにとっても小さくなっているので
着手の優先度は下がります。
右下隅の二線のハネツギはヨセとしては大きい手ですが
ヨセの手なので現時点で優先する手ではありません。