イベント3日目に吉岡プロに指導してもらったのを振り返ってます。 前日の大垣プロの碁よりは頑張って打てていますが、やはり弱石を作ったのが厳しいです。
対局棋譜動画
反省箇所
反省箇所をとりあえず羅列するなら、序盤左辺の折衝。 中盤、上辺の石の不安定化したこと。 終盤、大石の手入れをしなかったことですね。
序盤の反省-左辺
上図実戦図。この後左辺を手抜きして下辺を開いています。
あまり好きではないのですが、 やはりこの定石で打った方が安定しそうです。 実戦だと白の厚みに隙がないですが、 この形なら多少の断点が見込めます。 白8のケイマにも黒9と手厚く左辺を地にしつつ、 おそらく白10の打ち込みがありますが、黒11と挟んで頑張るか。
上辺の打ちすぎ
白のケイマを手抜きしたことで左辺を決められ、左上隅が痛んで酷いですね。 一間高にカカられ、ケイマに挟んで白が飛び下がった局面です。 実戦では黒Aとコスミつけていきましたが打ちすぎで、 黒1と二間に開いてまずは上辺を落ち着かせる方がよかったといわれました。 落ち着かせた後に後々左上隅の動きだしなどを狙う方が白も打ちにくいそうです。
局面進んで、白のボウシからツケにデギリで頑張っています。 局後にこのキリは最強手で強い手ですと褒められてはいますが、 中央の黒の大石の方を、もうすこし注意するべきでした。
ノゾキ2発からツケコシ一発で上辺の大石アウトです。 実戦はもがいていますが、無理なあがきなので 諦めて頑張った下辺の取り切りを目指すのが有力でした。 上辺の8子の損は痛いですが、下辺が確定するなら まだ頑張れたでしょう。
もがきにもがいて、左辺の白を取り込んで、 一応のフリカワリにしていますが、隅に手残りのはず。 さらに中央の大石に手を付けられて、ほぼ詰んでいます。
黒Aと地合いを気にした手が敗着です。 黒1なりと一手入れないと中央が一眼でした。 とはいえ、一手入れれば白に右辺を確定されて やはりそれまでだったと思います。 その後打つなら左下の取り切りだと思いますが たぶん三々フリカワリで、やっぱり大差です。 中央の大石に手を付けられた時点でほぼアウトでした。