第43期名人戦挑戦手合-第一局一日目

第43期名人戦の挑戦手合七番勝負、第一局が行われています。
井山名人に、張栩九段が挑む形になっています。
井山名人が連覇するか、張栩九段が10期ぶりに復位するのかが注目されています。

対局棋譜動画

観戦感想

この一局目、タイトル戦にしてはとても速い進行です。
いつもタイトル戦の一日目などは、
40手とか進んでも70手前後で封じ手がされるのに、
お昼の休憩の時点ですでに70手まで進んでいました。

さて、上の図で左下隅でコウの形ができていたのですが、
一手ヨセコウを白が進めて、本コウになった局面です。
白が△とコウ立てを打ったところですね。

白が一手進めて始めたコウである以上、
白がこのコウは勝つところだと思っていました。

故に、黒1と受けて、白のコウ取りに、
黒3・5と上辺を連打するぐらいが、自然の進行だと思っていました。


ところが実戦は、黒がコウを解消して勢い、上辺とのフリカワリの進行に。
左下隅の出入りが約45目ぐらいとして、
振り替わった上辺は約30目ぐらいと仮定すれば一応は黒が得をしてると思いますが、

黒は上辺連打で裂いて、攻める進行では不満だったのでしょうか?

その後、黒が上辺飛び、白の一団を追い出す形にはなっていますが
早々に攻めは効かない形に、右下隅をカカリからコウの形にして、
上辺から右辺の白の一団とにらみ合っているになりました。
黒の井山名人が117手目を封じて、一日目が終わりました。

一日目の最終棋譜は↑です。
当たらないであろう封じ手予想は、17の11で白の△にツケと予想してみます。
明日は、この右辺の具合がどうなるかが気になります。

第43期名人戦挑戦手合まとめ記事はこちら。

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